【文型は?主語はどこ?】There is構文の使い方

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本日はThere is構文についてご説明していきたいと思います。

There is構文は「〜がある」というように不特定のものの存在を表すことができる、とても便利な構文です。

実際の生活でも頻繁に使われているため、多くの方が日常英会話で耳にしたり英語の文章で目にしたりしたことがあるのではないでしょうか。

使い方もそこまで難しくないので、使いこなせるようになればとても便利な構文です。

ただし、特殊な文型に含まれるので文型が何なのか、主語がどこなのかなどに疑問を持つ方もいらっしゃると思います。

本日は、基本的な使い方についてご説明し、例文もたくさんご紹介していきますので、何度も音読して使い方を身につけていただければと思います。

ちなみに、there is構文の文型は第1文型で、主語はbe動詞のあとにくる単語が主語となります。

1つ例文を見てみましょう。

There is an apple on the table.

テーブルの上にりんごがある。

この例文の主語はan appleとなります。

それでは詳しく解説していきます。

目次

There is構文の使い方

まずはThere is構文の使い方について、次の通りご説明していきます。

  • 肯定文
  • 否定文
  • 疑問文

肯定文から見ていきましょう。

肯定文

まずは肯定文を見ていきましょう。

語順は、

There+be動詞+主語

となります。

There is構文の文章構成を見ると、「動詞+主語」となっていますが、文の要素は主語と動詞のため、第1文型となります。

なお、主語が複数の場合はbe動詞も複数形になります。

There is構文は不特定のものの存在を「〜がある」と表すことができる構文であるため、特定のものや人を主語に持ってくることはできませんので、その点に注意しましょう。

また、There+be動詞は次のように短縮されることが多いので、こちらも覚えておきましょう。

There is → There’s

There are → There’re

それでは例文で確認してみましょう。

There is a vase on the shelf.

棚に花瓶があります。

There are a lot of people there.

そこにはたくさんの人がいる。

なお、前述したように次の例文のような不特定のものや人が主語の場合はThere is構文は使えません。

There is Mt. Fuji in Japan.

次のように表しましょう。

Mt. Fuji is in Japan. 富士山は日本にあります。

もう1つ見てみましょう。

There is Mary at the supermarket.

こちらも次のように表しましょう。

Mary is at the supermarket. メアリーはスーパーマーケットにいます。

否定文

次に否定文について見ていきましょう。

まずは語順ですが、

There+be動詞+not+主語

となります。

早速、例文で確認していきましょう。

There are not eggs in the refrigerator.

冷蔵庫の中に卵はありません。

There were not students in the school playground.

校庭には生徒が1人もいなかった。

疑問文

最後に否定文について見ていきましょう。

語順は、

be動詞+there+主語

となります。

また、応答文は次の通りです。

Yes, there+be動詞. はい、います / あります。

No, there+be動詞+not. いいえ、いません / ありません。

応答文でも、YesまたはNoのあとは主語ではなく、thereをおいて答えることとなります。

それでは、例文で確認してみましょう。

Is there a dog in this room?

この部屋の中には犬がいますか?

Yes, there is. / No, there is not.

はい、います。/ いいえ、いません。

Are there a lot of international tourists at this restaurant?

このレストランにはたくさんの外国人観光客がいますか?

Yes, there are. / No, there are not.

はい、います。/ いいえ、いません。

There is構文を使った例文

前段で解説してきたThere is構文の作り方や使い方は理解できましたでしょうか?

There is構文は語順を覚えてしまえば、基本的に主語にくる名詞を入れ替えるだけで使うことができます。

これから肯定文、否定文、疑問文を織り交ぜていくつか例文を紹介していきますので、ぜひ何度も音読して感覚を身につけていきましょう。

また、余裕がある方は、ご自身でそれぞれ肯定文、否定文、疑問文に作り替えてみてくださいね。

There are some books on the bookshelf in my room.

私の部屋の本棚には何冊かの本があります。

There is a big park around the corner.

角を曲がったところに大きな公園があります。

There are a lot of things to do today.

今日はやることがたくさんある。

There are not shoes in a shoebox.

靴箱の中には1足も靴がない。

Is there a bottle of milk in the refrigerator?

冷蔵庫の中に牛乳はありますか?

Yes, there is. / No, there is not.

はい、あります。/ いいえ、ありません。

There were a lot of tall buildings in this city a long time ago.

この街には昔、高層ビルがたくさんありました。

Is there something to eat?

何か食べるものはありますか?

Yes, there is. / No, there is not.

はい、あります。/ いいえ、ありません。

There are a lot of playground equipments in this park.

この公園には遊具がたくさんあります。

Are there any cats in this room?

この部屋の中に猫はいますか?

Yes, there are. / No, there are not.

はい、います。/ いいえ、いません。

There are six in my family.

私の家族は6人家族です。


今回はThere is構文についてご説明してきました。

There is構文は「〜がある」というように不特定のものの存在を表すことができるとても便利な構文です。

特定のものや人を主語に持ってくることはできない点だけ注意する必要はありますが、語順を覚えてしまえば基本的に主語にくる名詞を入れ替えるだけで使うことができます。

実際の日常会話や文章の中でもたくさん使われているので、英語を使いこなすようになるためには必ず覚えたい構文です。

今回は例文をたくさんご紹介してきましたので、何度も音読し、例文を肯定文、否定文や疑問文にご自身で作り替えたりして感覚を覚えていきましょう。

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