so that構文の3つの使い方を覚えよう!

  • URLをコピーしました!

ここではso that構文についてご説明していきます。

so that構文は高校で学習する代表的な構文であるため、名前を知っている方も多いと思います。

訳し方は、「とても〜なので・・・だ。」が代表的ですね。

ただし、この他にもいくつか用法があるため、名前だけ知っていても用法を覚えるのに挫折してしまったり、知識として頭に入っていも使いこなせていない方も多いのではないでしょうか。

しかしネイティブスピーカーも非ネイティブスピーカーもso that構文は頻繁に使いますし、自分で使いこなせるようになると意外と使いやすい構文となります。

so that構文には次の3つの用法がありますので、まずはその用法を理解することが大切です。

  • 用法1:程度を表すso that構文
  • 用法2:目的を表すso that構文
  • 用法3:結果を表すso that構文

それでは、1つずつ使い方を確認していきましょう。

目次

so that構文の用法

so that構文には以下の3つの用法があります。

用法1:程度を表すso that構文

用法2:目的を表すso that構文

用法3:結果を表すso that構文

まずは1つ目の程度を表す使い方から見ていきましょう。

用法1:程度を表すso that構文

まずは、程度を表すso that構文について説明していきます。

語順は次の通りです。

程度を表すso that構文の語順

so+形容詞/副詞+that +主語+動詞

この用法で使う場合の意味は「とても〜なので・・・だ」となります。

上記語順のように、soのあとに形容詞または副詞をおき「とても〜(形容詞/副詞)なので」となり、その後that節のあとに主語と動詞が続いて「・・・だ」となります。

まずはsoのあとに形容詞が来る例文を確認してみましょう。

It is so hot today that I want to stay at home all day.

今日はとても暑いので、私は1日家にいたい。

次に、soのあとに副詞が来る例文を確認してみましょう。

She can speak English so fluently that she joined a foreign-affiliated company.

彼女は英語をとても流暢に話すことができるので、外資系企業に入社した。

用法2:目的を表すso that構文

次に目的を表すso that構文について説明していきます。

語順は次の通りです。

目的を表すso that構文の語順

so that +主語+助動詞+動詞の原型

この用法で使う場合の意味は「〜するために」となり、that節以下が目的を表します。

程度を表す用法と違ってsothatの間には何も単語を入れずにthat節へと続きます。

that節内では、willcanmayなどの助動詞を用います。

willは「〜するように」、「〜するために」という未来の概念、canは「〜できるように」と可能の概念を表し、mayを使用すると堅い表現となります。

早速、例文を確認してみましょう。

I go to bed early today so that I will get up at five o’clock tomorrow.

明日、5時に起きるために今日は早めに寝ます。

I studied very hard so that I can pass the national examination.

国家試験に合格するために私は一生懸命勉強した。

用法3:結果を表すso that構文

最後に結果を表すso that構文について説明していきます。

語順は次の通りです。

結果を表すso that構文の語順

・・・, so that +主語+動詞

この用法で使う場合の意味は「・・・してその結果〜」となり、前の文を受けての結果をthat節で説明します。

so thatの前には次の文のように通常カンマが置かれます。

He studied very hard last night, so that he got a high score in English test today.

彼は昨日の夜、一生懸命勉強したので、その結果今日の英語のテストで高得点をとった。

それでは、例文を見てみましょう。

I was absent from work because I was ill last week, so that I need to work overtime this week.

私は先週、病気で会社を休んだため、今週は残業をする必要がある。

もう1例文を見てみましょう。

She travelled every month, so that she was not able to save up money.

彼女は毎月旅行に行っていた結果、貯金することができなかった。

thatの省略について

通常の日常会話や文章において、ネイティブスピーカーはso that構文のthatを省略することがしばしばあります。

thatが省略されても意味は同じになるのでso that構文が使われていることに気づけるようにしましょう。

それでは、これまでに見てきた英文でthatが省略された形を見ていきましょう。

It is so hot today I want to stay at home all day.

今日はとても暑いので、私は1日家にいたい。

She can speak English so fluently she joined a foreign-affiliated company.

彼女は英語をとても流暢に話すことができるので、外資系企業に入社した。

I go to bed early today so I will get up at five o’clock tomorrow.

明日、5時に起きるために今日は早めに寝ます。

I studied very hard so I can pass the national examination.

国家試験に合格するために私は一生懸命勉強した。

I was absent from work because I was ill last week, so I need to work overtime this week.

私は先週、病気で会社を休んだため、今週は残業をする必要がある。

She travelled every month, so she was not able to save up money.

彼女は毎月旅行に行っていた結果、貯金することができなかった。


ここまでso that構文についてご説明してきました。

so that構文は高校で習う構文の代表的なもので、「とても〜なので・・・だ。」という訳についてはご存知の方も多いと思います。

今回は3つの用法についてご説明してきましたが、使い方の整理はできましたでしょうか。

このso that構文は日常会話でも頻繁に使われますし、自分で使いこなせるようになるととても便利な構文です。

今回はthat節の省略についても補足で説明しましたので、省略に注意しスピーキングだけでなく、リーディングやリスニングにおいても理解できるようにしていきましょう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次