【独学者必見】日常英会話レベルの英語を話すための勉強法

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英語の勉強をされている方で独学で勉強をしている方も多いと思います。

その中で、「自分の勉強法は本当に合っているのか?」このように悩んでいる方も多いと思います。

そこで、今回は独学で勉強を進める方向けに勉強法をご紹介していきたいと思います。

独学をする上で、必ず行なってほしいスピーキングの勉強は文法の勉強、音読、独り同時通訳練習です。

※独り同時通訳とは、思い浮かべた日本語文を通訳するつもりで英文にするという、1人でも実施できる練習方法です。

私も文法に関しては、一通り先生から学びましたが、その他は独学で勉強し、英語を教えられるレベルまで上げてきました。

もちろん今も、日々英語のレベルを上げるために、自分の知らない単語や言い表せない表現に出会った時は音読や独り同時通訳練習を行なっています。

今回は、日常英会話ができるようになるための独学勉強法をお伝えしていきます。

目次

独学勉強法1:基礎力をつける

まず、日常会話レベルの英語をペラペラと話すようになるために、文法や単語の勉強をし基礎力をつけることは必須事項です。

次の2つについてそれぞれお話ししていくので必ず文法と単語の勉強から取り組みましょう。

1 文法の勉強

2 単語の勉強

1 文法の勉強

文法知識が欠けていると正確な文章を作ることができません。

そのため、まずは文法を一通り理解することが必要です。

市販のもので構いませんので文法書を一冊準備してください。

市販のテキストであれば自分の使いやすいテキストを使っていただいて問題ありません。

準備いただいたら、そのテキストを読み込み文法の勉強を行なってください。

文法の勉強方法については中学校や高校で行なっていただいていた勉強方法で構いませんので、文の作り方を理解し付属の問題を解いたりして文法知識を身につけてください。

2 単語の勉強

日常会話レベルの英語を話すためには、最低でも3,000語を覚えることが必要です。

そのため、3,000語を覚えていない場合は、市販の単語帳を購入して単語を覚えましょう。

3,000単語覚えている場合は、文法の勉強を行う中で、分からない単語に出会った際にその都度辞書でその単語の意味や使い方を調べましょう。

単語は単語帳を作るのではなく、その都度辞書で調べるだけで大丈夫です。

単語帳を作る手間や時間が省けますし、何度も何度も同じ単語を調べることで記憶に定着しやすくなります。

どうしても、分からない単語をメモしたい場合は、電子辞書や辞書アプリの単語登録機能がおすすめです。

簡単に登録できますし、特にアプリであればいつでもどこでも確認することができるため、スキマ時間を活用して定期的に見直すことができます。

独学勉強法2:ひたすら口を動かす

次に、音読と独り同時通訳練習について説明していきます。

語学を使いこなせるようになるためには、実際に口を動かしてアウトプットを行い、話す練習をする事がとても重要です。

特に独り同時通訳練習をやるかやらないかで、英語が話せるかどうかが決まると言っても過言ではありませんので必ず取り組みましょう。

1 音読

2 独り同時通訳練習

1 音読

文法1項目の学習が完了したら、テキスト内で紹介されていた例文を音読しましょう。

手順は下記のとおりです。

1 日本語文を見て口頭で訳せるかチェック

まず、英文を見ずに日本語文だけを見て口頭で訳しせるかどうかチェックします。

この際紙に書かず口頭で訳すだけで問題ありません。

2 英文を見て30回音読

訳せなければ英文を見て30回音読します。

最初はゆっくりで大丈夫ですが、慣れてきたら自分の出せる最大の速さで音読しましょう。

実際に話す際は、練習よりも速い速さで話すことはできないため、練習の時から最大スピードで話すよう心がけます。

3 日本語文を見て30回音読

次に日本語文のみを見て音読しましょう。

この時、使っている文法を理解しながら音読することが重要です。

こちらも最初はゆっくりで大丈夫ですが、慣れてきたら自分の出せる最大の速さで音読しましょう。

4 次の英文へ進む

次の英文も上記1〜3の手順で練習してください。

上記方法で全ての英文を日本語文だけを見て言えるようになるまで繰り返し練習しましょう。

目安としては毎日練習し、1週間で全て暗記できることを目標にしましょう。

2 独り同時通訳練習

英語を話せるようになるためには、この独り同時通訳練習がとても重要です。

次の3つについて独り同時通訳練習を行いましょう。

1 文法別

2 身の回りの物事について

3 自分自身に関するトピックについて

1 文法別

1 日本語を頭に思い浮かべる

まず、練習したい文法を使って英文を作るために、言いたい文章を日本語で頭に思い浮かべます。

例えば「現在進行形」の文法の練習をする場合は「彼は今、大学の図書館で英語の勉強をしている。」という日本語を思い浮かべることができると思います。

2 口頭で英訳する

日本語を思い浮かべたらそれを英語に訳してみましょう。

この時、紙には書かずに頭の中で英文を組み立てて声に出すことが重要です。

先ほどの日本文を訳すと、一例として

He is studying English now in the library of his university.

のような英文が作れると思います。

3 正しい英文を作る

口頭で訳した後、分からない単語や文法、あやふやな部分を辞書などで調べましょう。

例えば上記英文のうち、大学の図書館は”the library of his university”でも通じますが、辞書を見ると”a university [college] library” がコロケーションとして掲載されています。

こちらのコロケーションの方がより自然な英語のため、”a university library”を使って再度英文を作りましょう。

4 作り直した英文を10回以上音読する

その後、正しく作り直した英文を10回以上音読しましょう。

辞書で調べたコロケーションなどを新たにインプットすることができます。

上記練習で、1つの文法項目で50〜100例文作っていきましょう(期間目安:1週間程度)。

100例文も作ればどのような文脈でその文法を使えばよいのかが身についてきます。

また、100例文作っていくと同じような英文になってしまうことがあると思いますが、前回言えなかった英文が言えるようになっていれば同じ英文を作ってしまっても問題ありません。

2 身の回りの物事について

身の回りの物事について、自分でトピックを決めて独り同時通訳練習を行いましょう。

練習するトピックは何でも構いません。

例えば「目に関する表現」と決めた場合、目に関する表現で日本語で思いつくものを独り同時通訳していきます。

例:

・目をこする

I rubbed my eyes.

私は目をこすった。

・コンタクトをつける

In the morning, I put in contact lenses.

朝、私はコンタクトレンズをつける。

日本語を思い浮かべた後の手順は文法別のものと変わりませんので2〜4の手順で進めましょう。

上記練習で、決めたトピックで言い表せない表現がなくなるまで文章を作っていきましょう(期間目安:1週間程度)。

3 自分の自身に関するトピック

自分自身に関することについて、自分でトピックを決めて独り同時通訳練習をしましょう。

ただし、このトピックについては上記1・2とは違って100字程度でまとめるようにしましょう。

トピックの例としては、自己紹介や自分の趣味についてなど、自分のことであれば何でも良いです。

手順は文法別独り同時通訳1〜3に沿って口頭で文章を作り、作った文章を1週間毎日練習してスラスラ言えるようにしましょう。


ここまで、独学の方向けに勉強法をご紹介してきました。

独学をする上で、必ず行なってほしいスピーキングの勉強は文法の勉強、単語の勉強、音読、独り同時通訳練習です。

この4つを必ず行えば英会話スクールに通わなくとも日常会話レベルの会話をすることが可能ですのでぜひ参考にして取り組んでみてくださいね。

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