【まずはこれだけ!】英語助動詞の基礎

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ここでは、助動詞の基礎として、よく使われる次の助動詞についてご紹介していきます。

・can

・could

・should

・ought to

・may

・might

助動詞とは文字通り「動詞を助ける」働きをする単語で、動詞の意味を変化させたり追加したりする言葉です。

語順は共通して次のとおりとなりますので、ここでしっかり覚えましょう。

・肯定文:主語+助動詞+動詞の原型+(目的語)

・否定文:主語+助動詞+not+動詞の原型+(目的語)

・疑問文:助動詞+主語+動詞の原型+(目的語)?

・疑問文の返答:Yes, 主語+助動詞 / No, 主語+助動詞+not

助動詞は種類が多く、使われる際に話し手の意志が入ってくるため、はじめのうちは感覚をつかむのが大変です。

そのため、ここではまず、よく使われる助動詞に絞って基本的な意味や使い方について解説していきますので、しっかり基礎固めしていきましょう。

今回ご紹介するそれぞれの助動詞には、今回ご紹介する使い方以外にもたくさん意味や使い方がありますが、まずは基本的なものを押さえてしまう方がすぐに実践に使える文法が増えてますよね。

これからご紹介する例文を何度も音読して身につけていきましょう。

目次

可能を表す助動詞:can, could

まずは、可能を表す次の2つの助動詞についてご説明していきます。

  • can
  • could

1つずつ確認していきましょう。

可能を表す助動詞1:can

canは「〜できる」と訳し、身に備わった能力での可能・不可能を表す助動詞です。

早速、例文で確認してみましょう。

I can swim very fast.

私は早く泳ぐことができる。

She can climb this mountain.

彼女はこの山を登ることができる。

また、canと同様に可能を表すものとしてbe able toがあります。

be able toは一時的な能力や状況などの要因による可能不可能を表します。

また、canwillなどの他の助動詞のあとに置くことがきないため、未来形などにしたい場合もbe able toを使いwill be able toで表しましょう。

例文:

I’m able to visit you today.

私は今日あなたを訪ねることができます。

この文はvisitすることは能力ではなく、予定が空いているなどの状況によってvisitできることを表しているためbe able toが使われます。

He is not able to play baseball because he has been sick.

彼は病気のため野球をすることができません。

この文は、確かに野球ができるかできないかは能力ですが、病気で一時的にできないことを表しているためbe able toが使われます。

可能を表す助動詞2:could

couldcanの過去形で、同じく可能・不可能を表します。

しかし、couldは仮定法(事実ではないことを表す文法)の文章で使われることもあり、聞き手を混乱させることがあるため、過去のことを表したい場合はbe able toを過去形にして使いましょう。

ただし、yesterdayなど過去を表す単語が文章内にある場合は見分けがつくため、couldを使っても問題ありませんし、疑問文・否定文で使っても問題ありません。

それでは例文を見てみましょう。

I could run fast when I was a high school student.

私は高校生のとき、早く走ることができた。

I couldn’t make Japanese home cooking.

彼は日本の家庭料理を作ることができなかった。

義務を表す助動詞:should, ought to

次は、義務を表す次の2つの助動詞についてご説明していきます。

  • must
  • ought to

1つずつ確認していきましょう。

義務を表す助動詞1:should

shouldは「〜すべき」「〜した方がよい」と訳し、義務を表す助動詞です。

まずは例文で見てみましょう。

He should study mathematics harder.

彼はもっと数学を一生懸命勉強すべきです。

You should help your mother with household chores.

お母さんの家事を手伝った方がいいよ。 

義務を表す助動詞2:ought to

ought toも「〜すべき」「〜した方がよい」と訳し、義務を表す助動詞です。

強制力の度合いとしてはshouldと同じくらいかought toの方が少し強い意味となりますが、日常会話ではshouldの方がよく使われます。

なお、否定形の場合はought not toとなりますので、notの位置に注意しましょう。

例文:

You ought to submit a document to the company right away.

あなたは書類をすぐにその会社に提出した方が良い。

You ought to refuse the proposal.

あなたはその提案を断るべきです。

可能性を表す助動詞:may, might

最後に、可能性を表す次の2つの助動詞についてご説明していきます。

  • may
  • might

1つずつ確認していきましょう。

可能性を表す助動詞1:may

mayは「〜かもしれない」と訳し、可能性を表す助動詞です。

可能性を表す以外の意味の他でよく使われる意味としては「〜してよい」と許可を表す意味もあります。

ここでは、可能性の意味の例文を見てみましょう。

She may move to Australia next year.

彼女は来年オーストラリアに引っ越すかもしれない。

He may not come to the party tomorrow.

彼は明日そのパーティーに来ないかもしれない。

可能性を表す助動詞2:might

mightmayの過去形でmight haveの形で使われ「〜だったかもしれない」と推量の意味があります。

現在形の文章で使う場合にはmayと同じく「〜かもしれない」と、可能性を表しますが、mayよりも可能性が低いニュアンスがあります。

可能性の度合いとしてはmayの起こる可能性が50%だとすると、mightは30%です。

今回は現在形で使われる場合について見ていきましょう。

My grandfather might come to my house today.

今日、祖父が私の家に来るかもしれない。

She might quit her job this year.

彼女は今年、仕事を辞めるかもしれない。


ここまで、助動詞についてよく使う助動詞とその意味をご説明してきました。

助動詞は今回ご紹介したもの以外にもまだまだたくさんあり、また、今回ご紹介してきた助動詞にも別の意味がたくさんあります。

そのため、覚えるのが大変だったり、感覚をつかむのが難しいため使いこなすのに練習が必要です。

今回ご紹介できなかった分についてはまた別の記事でご紹介しますので、まずは今回説明した助動詞の意味を理解し、使い方を身につけましょう。

本日ご紹介した助動詞だけでも会話で頻繁に使われますし、話せるようになるととても便利なのでぜひ、マスターして会話でどんどん使ってみましょう!

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