【これで完璧!】英語助動詞の基礎

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今回は、これまでご紹介していなかった助動詞についてご説明していきたいと思います。

助動詞については、その他にも下記の記事でご紹介していますので、まだご覧になっていない方は下記を先に勉強してくださいね。

参考:【まずはこれだけ!】英語助動詞の基礎

参考:推量を表す英語助動詞について

上記記事でもご紹介してきた助動詞ですが、勉強してきてお分かりの通りたくさん種類があってなかなか覚えるのが大変ですよね。

しかも、1つの単語でもたくさんの意味があるのも勉強のしにくさの1つだと思います。

しかし、助動詞は英語の会話で微妙なニュアンスを出すのにもとても重要です。

今回で、基礎な助動詞は全てご紹介しますのでしっかり覚えて何度も練習をしていただければ必ず使いこなせるようになります。

本日は、次の助動詞についてご紹介していきたいと思います。

・Used to、would

・need

・dare

・may

・could、may、would

・will、would

量が多いですが、1つ1つご説明していきますので、頑張っていきましょう。

目次

過去の習慣を表す助動詞:used to、would

まずは、過去の習慣を表す次の2つの助動詞について見ていきます。

  • used to
  • would

まずはused toから見ていきましょう。

過去の習慣を表す助動詞1:used to

used toは「(以前は)よく〜したものだ」や「(かつては)・・・だった」と過去の習慣や状態を表します。

例文:

I used to play baseball in this park.

よくこの公園で野球をしたものです。

I used to like beef but now I don’t like it.

以前は牛肉が好きでしたが今は好きではありません。

過去の習慣を表す助動詞2:would

wouldも「よく〜したものだ」と過去の習慣を表します。

しかし、used toとは違い、belikeなどを用いて過去の状態を表すことはできませんので注意しましょう。

また、oftenと一緒に使われることが多いです。

例文:

I would often play baseball in this park.

よくこの公園で野球をしたものです。

She would often go to that restaurant and eat a hamburger steak.

彼女はよくあのレストランに行ってハンバーグを食べたものです。

必要性を表す助動詞:need

needは否定文や疑問文などで「・・・する必要がある」という意味を表します。

この表現は主にイギリスで使用され、やや硬めな表現です。

例文:

You need not finish this task today.

この仕事を今日中に終わらせる必要はありません。

Need I join the meeting?

その会議に出席する必要はありますか?

「あえて〜」を表す助動詞:dare

dareは「あえて・・・する」、「思い切って・・・する」という意味を表します。

動詞でも同じ意味を表すことができ、成句以外では動詞として使われることが多いです。

例文:

She dare not to change jobs.

彼女は思い切って転職する勇気がありません。

I dare not go outside although it’s sunny today.

今日は晴れだが、私はあえて外出しません。

許可を表す助動詞:may

mayはこれまでご紹介してきたように可能性や推量など様々な意味を表しますが、許可を表す意味もあります。

「〜してよい」という意味になり、否定分にすると「〜してはいけない」、疑問文だと「〜してよろしいですか」という意味になります。

疑問文については次の「丁寧さを表す助動詞:could、may、would」で見ていきます。

例文:

You may take a break for ten minutes from now.

今から10分間、休憩をとってよいです。

You may not touch equipment.

備品に触ってはいけません。

丁寧さを表す助動詞:could、may、would

次に、丁寧な表現を作る下記couldmaywouldについてご説明していきます。

  • could
  • may
  • would

上記の助動詞を疑問形で使うことで許可を得る際の丁寧さを表現することができます。

それでは、couldから見ていきましょう。

丁寧さを表す助動詞1:could

couldcanの過去形でたくさんの意味がありますが、疑問形で使うことで丁寧に許可を請う表現をすることができます。

なお、canよりもより丁寧な表現で、pleaseをつけるとさらに丁寧になります。

例文:

Could I get the bill, please?

お勘定をしていただけますか?

上記例文はCan I get the bill, please?(お勘定をお願いできますか?)でも問題ありませんが、couldの方がより丁寧になります。

Could you tell me the way to the city hall?

市役所までの道順を教えていただけますか?

こちらの例文もCan you tell me the way to the city hall?(市役所までの道順を教えてもらえますか?)でも問題ありませんが、couldの方がより丁寧な表現となります。

丁寧さを表す助動詞2:may

先ほどご説明した通り、mayを疑問文だで使用すると「〜してよろしいですか」と丁寧さを表すことができます。

例文:

May I put my bag here?

バッグをここに置いてもよろしいですか?

May I help you?

お手伝いしましょうか?

丁寧さを表す助動詞3:would

wouldwillの過去形で、様々な意味を表しますが、丁寧な依頼や勧誘の意味があります。

丁寧さの度合いは、willよりも丁寧でcancouldほどは丁寧ではありません。

例文:

Would you pass me the salt?

塩をとってくれませんか?

Would you bring me a cup of tea?

紅茶を持ってきてもらえますか?

強い意志と現在の傾向を表す助動詞:will、would

willwouldには多くの用法がありますが、今回は下記2つの用法についてご説明していきます。

  • 強い意志
  • 現在の傾向、習性、能力

それでは1つ目から見ていきましょう。

強い意志

willには強い意志を表す用法があります。

肯定文で使うと「どうしても〜しようとする」、否定文で使うと「どうしても〜しようとはしない」意味になります。

過去形の場合はwouldを使用します。

例文:

The door won’t open.

ドアがどうしても開きません。

He wouldn’t take a day off.

彼はどうしても休みをとりませんでした。

現在の傾向、習性、能力

willには「〜するものだ」と、現在の傾向、習性、能力などの意味を表す用法もあります。

こちらの用法についてはwouldは使いません。

例文:

Oil will float on water.

油は水に浮くものです。

Accidents will happen.

事故はどうしても起こるものです。


ここまで、助動詞について前回までにご説明しきれなかったものをご紹介していきました。

今回で会話でよく使う助動詞については網羅しましたので、これらについて使いこなせるようになれば日常会話の幅がかなり広がります。

何度も音読してマスターしていきましょう!

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